犬本来の行動

1960年代、英国で動物福祉の理念として提唱された「動物の5つの自由」。

最近では、家畜や実験動物のみではなく、ペットの動物に対しても使われるようになってきたようです。

1.飢えや渇きからの自由
2.不快からの自由
3.痛み、外傷や病気からの自由
4.本来の行動がとれる自由
5.恐怖や苦痛からの自由

2と3を理由に険悪刺激をつかったトレーニングがNGになってしまった国もあるみたいですが、生かすだけの飼育ではなく、ペットの動物の福祉の向上に努めることが大切になってきているんだと思います。

本来の行動がとれる自由は、群れでくらす動物を一匹で飼うのはNGみたいですが、犬は犬同士の仲間でなくてもよいってことになっているみたいです。

「散歩中の匂い嗅ぎをさせましょう」というメッセージをよく聞かれるようになってきましたが、犬の本来の行動って現代の人間には問題行動になってしまったものも多いかと思います。

哺乳動物として、犬として、犬種として、個々の犬として、説明できないけど楽しいというものがあるのだと思います。

穴をクンクンしてみたり。

食べないのに綿を出してみたり。

狼だったら生きるのに使っていた行動。

ココにとっては説明できないけど楽しい行動なのかなぁ。

ちょっと前に、犬らしい行動について書かれた本読んだけど匂い嗅ぎさせましょうとかぐらいしか記憶に残ってないのでまた読み返してみようと・・。

犬とたわむれることは私にとって説明できない楽しい行動です。

動物保護のためのトレーニング

Ken Ramirez (クリッカーエキスポを運営する会社の重役で、トレーナーの先生のような存在です。)のインタビューで動物保護のためのトレーニングについて話していました。

動物のトレーナーとしてトップクラスの技術、知識、経験をもつトレーナーなので、野生動物にトレーニングが必要になった時は、世界中から彼のところに依頼が来るそうです。

原油流出で保護した動物を人なれさせないように自然に返すまで管理したり、高速が建設されたため動物をAからBに移動させないといけないとか、生物学者など地元の専門家と協力しながらプランを立てるそうです。

インタビューの中で一番感動したのは、ゾウを密猟から守るために回遊ルートを変えるというプロジェクトです。

インパクトスタディや許可をとったり、準備に数年ついやしたプロジェクトです。

そして、ケンが地元入りすると、ケンを含めた地元のグループが乗る車は、銃やバズーカーのようなもので襲われてしまったそうです。

死者は出なかったそうですが、スタッフ全員空輸されて病院に運ばれて、ケンは撃たれていなかったので一番最後に空輸されることになったので、地元の医者に頭剃られて、民間療法の薬を塗られてヘリが戻ってくるのを待ったそうです。

その後も困難を乗り越えてプロジェクトは実行され、回遊中のゾウの死亡数は毎年40-60頭だったのが4頭まで減らすことできたそうです。それも、密猟で死亡したゾウは0という成果でした。

この話、映画になってもいいじゃないの?って思っちゃいました。トム・ハンクスがケンでとか。

若い世代が目指す職業としても面白いじゃないかなぁと思いました。

ペダルなし自転車

ペダルなしの自転車、シャーク・タンクという投資をつのるTV番組でみたことあったけど、今の子供たちはペダルなし自転車から始めるようになったと犬関係のポットキャストで知りました。

自転車に乗ることを教えるのに補助輪はいらない、補助輪で自転車乗りを学習できなかった子供やすでに大人になった人でもこれで自転車が乗れるようになるそうです。

犬のトレーニングにもつかわれている学習法がもとになってデザインされたものだと思います。

補助輪では、自転車をこぐ動作を主に練習します。でも、補助輪を外した時に必要なスキルは自分でバランスを保つことです。こぐという比較的簡単な動作を練習して、自転車乗りに必要なバランスを保つスキルが練習不足なので、補助輪なしに移行するのが難しくなります。

ペダルなし自転車では、自分でバランスを保つことから覚えます。

これで自信をもって乗れるようになったら、補助輪なし自転車にすんなり移行できるそうです。

目標とする行動に必要なスキルを的確に特定し、そのスキルを個々に上達させることで、苦手なこともできるようになる。これも教える側の問題で根性とか関係ないという良い例だなぁと思いました。

犬が頑固だとか、ダメ犬とレッテルを張る前に、教え方に問題がないか考える必要があるなぁと思いました。

「お父さんが補助輪を外す」というイベントがなくなるのが寂しいと感じるかもしれないけど、自分でバランスをとる方法を覚えることや親も難しいことを教える方法を学ぶ機会になるので、得るもの方が大きのではと思いました。

蘭とたんぽぽ

リレーションシップを中心としたアプローチを提唱しているSuzanne Clothierさんが自分の犬が「たんぽぽ」なのか「蘭」なのか把握することが大切だと話していたことがありました。

犬に少しでもストレスをかけてはいけないというアプローチだとすべての犬を蘭扱いしてかえって不自然だから、たくましくたんぽぽのように生きてほしいと願う飼い主も多いのではないかと思います。だからといって蘭のような犬にも頑張れとたんぽぽのようになることを期待すべきではないということがわかりやすい表現だと思いました。

蘭とたんぽぽという表現は、カリフォルニア大学の教授Thomas Boyceさんの著書からきていることを最近知りました。

The Orchid and the Dandelion: Why Some Children Struggle and How All Can Thrive

本はまだ読んでいないんですが、主な内容は、「蘭」と「たんぽぽ」タイプの子供の違いを遺伝や神経学などの視点から解明したものです。

著者のBoyce教授には年の近い仲良しの妹がいました。思春期を過ぎたころから、社会への適応性などで大きく違いが出来てきたそうです。教授は仕事にも家庭にも恵まれ満たされた人生をおくっていたのに、妹は20ごろには精神疾患の診断も受けたそうです。そこで彼はなにがこの違いをうんだのかに興味を持ったそうです。

「蘭」タイプの子供は環境からの刺激に過剰に反応して、ストレスにも弱いので、植物の蘭のように繊細なケアが必要なんだそうです。

まぁ、これもよくありがちな科学で常識の説明が付いたものになるかもしれないけど、蘭タイプの子って昭和の小学校にもいたとおもうけど、根性がたらないとかで潰されていたと思います。(涙)蘭タイプの子供に必要なのは、安定した環境や大人のサポートシステム。必要を満たした環境にいれば美しく輝ける。

Boyce教授の講演のスライドでショッキングだったのが、親の年収とタイプ別のストレスレベルの違いを現したグラフ。

「たんぽぽ」タイプの子供のストレスベルはほぼ横ばいなのに対し、「蘭」タイプの子供は低収入ではストレスレベルが非常に高く、高収入では「たんぽぽ」タイプを下回るというものでした。

この差を学校や社会がうめるべきってことなんでしょうが、収入が高ければ「蘭」でいられるっていうのがちょっぴり寂しい・・・。

今までジェイクはたんぽぽと思っていたけど、見た目がたんぽぽの蘭なんじゃないかなぁとおもうようになりました。

もっと環境をよくして美しく輝いてほしい。って、これも私の仕事なんだけど、蘭もすぐに枯らしてしまったことがありました。これを機に、蘭を買って育てみようかなぁ。

ソーシャル・ディスタンシング忘れないで

近所のキャンプ場もオープンしました。

ソーシャル・ディスタンシングを忘れないでのバナー。

マスクをしたレンジャーと鹿が6フィート(約1.8メートル)のソーシャル・ディスタンシングの距離を実寸で表現しています。

ジェイクもおっさんの説明に聞き入ってました。

ソーシャル・ディスタンシングじゃなくって、フィジカル・ディスタンシングに言葉を変えようという記事も読んだけど、もうそんなの関係ないぐらいコロナは一晩で何処かへ行っちゃったような雰囲気なのが心配です。

そんな中コスコが一番頑張っているなぁとおもいます。今でもマスク着用を義務付けているし、カートも入り口で拭いて渡してくれます。冷蔵庫の取っ手も係の人がついて頻繁に拭いているの見ました。

コスコ信じて、家に帰ってから除菌するのやめました。

私もだんだん緩んできました。さすがにこれが習慣になることはなかったですね。

リード無し注意して逆ギレされる事件

アフリカ系男性が連行中、警察官に首を抑えられて死亡するという事件を発端に、各地でデモ活動が広がっているアメリカですが、ニューヨークのセントラルパークで犬のリード無しを注意して逆ギレされるという事件も起こっていました。

不謹慎ですが、犬がらみなので、どうしてもそちらの方に注目してしまいます。

ネットで広まったビデオはリード無しを注意した男性が撮影したものです。

バードウォッチングをしていた男性が、リードが義務付けられているエリアで犬が公園を荒らしていたので、女性にリードをするように注意します。すぐにリードを付けなかったので「男性が持っていた犬のおやつ」で犬を誘導しようとしたので、女性が興奮し始めたので撮影を始めたようです。

ここで誰も突っ込まないけど、男性が常に犬のおやつもっているってすごいわー。男の人っておやつ持って歩くの照れ臭い人多いのに、彼は典型的なタイプではなさそうです。

二人っきりの状態で男性に注意されて、犬のおやつ出されたら、「怖かった」という女性の気持ちもわからないでもないけど、メディアの解説などでは彼女が怖かったっていうのは認められてなさそうな印象でした。

男性のインタビューでは、犬をリード無しにできるエリアに行くように言うと、あっちは危険だしこのエリアのほうがよいような会話があったようなので、犯罪などの危険を常に感じながら生活していて安全確認の機能が敏感になっていたと思われます。そして、男性が犬にリードしないとビデオ撮影するとプレッシャーかけたことがトリガーになって事態がエスカレートしていったようです。

ビデオがなかったら自分に不利な展開になった可能性が高いので、男性側も撮影していていて正解だったと思います。その時の会話は男性はとても落ち着いた口調でした。

男性が撮影している時、女性がパニックになっているのは、後で自分に有利になるようにパニックを装っているって、メディアの白人の女性数人が同じようなコメントしていました。(自分もそうするから?)

そして、女性が興奮して男性と話している時、犬を宙づりにしたり、ハンドリングが酷かったので(これも演技の一部?)、犬も保護団体によって保護されたそうです。

彼女が警察に通報するって言ったことが人種差別で彼女が仕事を失うまでの事件になったのかという点が分かりづらいですが、黒人男性が白人女性に危害をくわえようとしているという構図を利用して、警察に男性を殺させるぞという脅しにあたるという解釈のようです。

男性の意見では、バードウォッチャーVS犬飼いの争いを人種差別という暗い場所に持っていかれたことがショックみたいでした。バードウォッチャーVS犬飼いの枠内だったらいくらでもケンカできたということで、人種を気にしてお互い文句も言えない状態を望んでいるわけではなさそうでした。

この男性、ハーバード大学卒のサイエンス系のコミックライターのバードウォッチャーなんだそうです。それでも間違いで警察に殺される可能性があると思われているとおもうと、アメリカ社会まだまだ難しいですね。

キューとコマンドの違い

Kathy Sdaoさんのキューとコマンドの違いを聞いてびっくりです。

キューはポリティカル・コレクトネスにそったコマンドを意味する言葉だとおもっていました。日本語だとどちらも合図と訳されると思います。

コマンドは罰を逃れるチャンスを示すシグナルで、キューは報酬を得るチャンスを示すシグナルなんだそうです。

これってキャッシーさんだけが使っている分類なのか、広く認知されている言葉の使い分けなの不明ですが、目からうろこでした。

ポイズンキュー(汚染されたキュー)も言葉を使い過ぎて鈍化してシグナルとしてプロセスされなくなった音とおもっていたけど、報酬と罰の両方の意味を持ってしまって、犬を混乱させてしまう状態になった合図のことなんだそうです。

シグナルをプロセスしたとしてないでは大きな違いがあるとおもうので、鈍化しちゃった合図は、鈍化したでポイズンと分けたほうが分かりやすいと思いました。

キューの意味を明確にするために報酬を得るチャンスだけを意味するように保つことが大切なんだそうです。

合図への反応が悪いのは、ポイズンキューになってしまっている可能性が高いので、食べ物を使って陽性強化だけしているとおもっていても、犬にとって罰になるようなネガティブなことが起こっていると想像できます。

キャッシーさんもキューの明確さは福祉にかかわると言っていました。

人間からのシグナルが分かりずらいと犬もやっていられないだろうなぁと思います。

キューにどんな反応を示すかでその言葉にどんな感情をもっているかある程度想像することができます。ココの前の名前にどんな反応示すかみてみたいという気持ちもあるんですが、怖くって出来ないです。

ココは、オスワリとカムは前の家で覚えた合図でそのまま使っていました。ジェイクの呼び戻しの合図によく反応するので呼び戻しの合図を変えようかなぁと思っていたところなので、キューの整理してみようかなぁ。

最近勝ちまくりのチーム

最近フリースタイルで勝ちまくっているベルギーのチーム。

ストーリーもいいけど、教える側のトレーナーの技術の高さをみせる演技だと思いました。

食べ物で釣って演技させられて可哀そうとか批判する声も時々あるけど、昔みんな試行錯誤で犬のトレーニングをやっていたころはそういうこともあったかもしれませんが、このレベルは食べ物で釣るでは無理だと思います。ここまでできる犬種も限られているので受け継がれた内的な動機の影響も強いのではないかと思います。

こちらは3年連続Westminster優勝のアジリティのピンク組。

興奮レベルとフォーカスがよいとビデオがシェアされていました。

アジリティはスピードを競う競技なので犬を興奮せすぎてしまうハンドラーもいるので最近では、興奮していてもちゃんとハンドラーの指示がきけないと(禅の域?)勝てないようなコースにしたり工夫されるようになったようです。

ハンドラーとの関係の深さからだとフリースタイルを犬と楽しめるのって素敵だと思います。でも、ココは面倒くさがるかなぁ。アジリティならちょっとは付き合ってくれそうだからシニアでまた始めてみようかなぁ。

フリスビーやボールを投げ続けないといけない犬で困っている人がいたらマジで犬を借りたいです。

分離不安の原因解明へ新しい光

イギリスのリンカーン大学より分離不安の原因について調べたリサーチが発表されました。

100犬種、2,700匹を対象としたもです。

New Research Unpicks Root Causes of Separation Anxiety in Dogs

主な内容は、留守番中の問題行動の原因を分離不安にするのではなく、犬が抱えている様々なフラストレーションに対応する方がより大切なんじゃないか、犬のテンパメントや飼い主との関係など、影響している物が個々のケースで異なるので、より有効なプランを飼い主に提供できるようにという提案です。

別の言い方だと、普段からストレスレベルを下げておけば、留守番も耐えれるということなのかなぁ?

足し算的な表現だと「感情のカップを満たす」と表現されることもあります。

「感情のカップを満たす」の利点は、飼い主が犬と一緒にいる間に出来て、DS/CCとか難しいテクニックをつかわなくてもよいというところだと思います。

ここでアカデミックなことは横においておいて、成功率100%という民間療法的な方法を耳にしました!

藁(馬のえさのヘイはダメだそうです。犬が食べちゃうかどうか不安な場合は、初めは見張っておいた方がよいそう。)をプラスチックのクレートに入れておくと、藁で遊んだり、寝場所を作ったりしているうちにそのまま疲れて寝ちゃうんだそうです。

少しずつ藁を減らしていたら、藁なしでも平気になるそう。

藁の代わりになるものでもっと使いやすいものがあれば試してみたいです。

追記:藁メソッドをyoutubeでみてみましたが、落ち着くのが早くなるみたいですが、パンティングしている犬がほとんどだったので、フラディングぽい印象も受けました。

ソーシャル・ディスタンシング

中国大変だなぁと他人事のように考えていたら、あっという間にコロナ感染者数世界一になってしまった米国。

いつもの散歩コースもゲートがされて閉鎖になってしまったので、家にこもって、トイレだけに庭に出るという毎日になってしまいました。

ちょっと晴れたので、ウッドデッキで自主的にソーシャルディスタンスをとるジェイクです。

カメラを向けると「近すぎ」と文句が聞こえてきそうでした。苦笑

ジェイクは自分から離れるのは大丈夫だけど、置いていかれるのがすごく苦手です。特にリードしている時におっさんが離れるのがダメみたいで、どこかにつながれて元の飼い主が歩き去ったのかなぁと確信するほどパニックになります。(ジェイクの場合、自力で庭から脱走した可能性も高いけど)

外出自粛中に出来ることとして、犬が独りになる練習があげられていました。

飼い主が長時間家にいるのに慣れてしまって、留守番が苦手になってしまわないようにするという意図のようです。あと、本当の留守番をさせる必要がない時に練習するのが効果的だといわれているので、今の状況をよい機会ととらえるのもいいかもしれませんね。

うちの場合、留守番がほとんどないので今まで取り組んでいなかったけど、この機会にちょっとトライしてみようと思います。

コントロールは幻想

先月は「コントロールは幻想」というタイトルのエラーレス学習を基礎にしたクラスをとっていました。

講師は、クリッカー・エキスポの講師でもあるSarah Owinigs先生です。

本当の講師は、シェルターからアダプトしたボール狂のタッカーで、彼から学んだことをまとめたものです。

タッカーはワーキング系のラブで、ボールを手に入れるためには何でもする犬でした。元の飼い主は犬を黙らせるためにボール回収をしつづけ、体重も減っていたそうです。強い罰を使っても(シェルターに連れてこられる前に罰を使ったトレーニングを受けていたようです。)諦めることはなかったそうです。サラ自身もタッカーがおもちゃを手に入れようとして咬まれたほどでした。

罰を使っても行動を変えられない、トレーニング不可能とレッテルを張られたり、俗にいう「自制がきかない」とよばれる犬たちと向きあうための考え方の基本をちょっと学べたように思います。

ポシティブ・トレーニングを使っていても、ネガティブな罰よりになってしまう場合にも有効なんじゃないかぁとも思いました。

犬関係のクラスでこれが一番よかったかもとおもうぐらい気に入りました。

レクチャーとレッスンのバランスも良かったと思います。(先生は文章が多いけど頑張ってといっていたけど、わかりやすい説明なので苦になりませんでした。)

過剰反応やアグレッション向けではなく、衝動的な行動に対応するものと書かれていましたが、日ごろの行動が穏やかになる効果もあったように思います。

エラーレス学習は、初めはジェイク向きかなぁと思っていたんですが、ココにも良い効果があったようです。ココがケガをした時、落ち着いていられたのもこれのおかげかなぁと思ったりしました。

tromploというヨーロッパ系の犬のオンライン教室からのプロモビデオです。大袈裟な音楽ですが、こういうのみるとすぐに買っちゃうんですよねぇ・・・。

犬が人のボスになろうとしているとか、実際にそんな考えを犬が持っているのか証明するのが難しいことにこだわっているよりも、「いつ」強化子にアクセスできるかっていうことを明確に教えることに焦点をおいて、犬のエラーをすべて教える側のエラーとするというアプローチも受け入れやすかったです。

また半年後に考えが変わっているかもしれないけど、良い学びだったと思います。

クラフト展犬ドリル批判あったのか?

クラフト展の恒例になっているゴールデン・レトリバーチームの犬ドリルですが、今年はリードなしでの演技になっていました。

そのかわり、食べ物での露骨な誘導になっていて、どの犬もちょっとポッチャリしちゃった感じがするのはきのせいでしょうか・・・。

昨年までは短いリードをつかっていたので、どこかの動物保護団体から無理やり演技させているとか苦情があったのかもしれません。

演技が終わったあと、今年はリードなしでの演技で、リードがなくっても犬は逃げないとコメントされていたので、やっぱり、リードでの演技に批判があったのだと察します。

個人の意見ですが、これはリード使う使わないの問題じゃなくって、犬が無理なく演技できるように教えるプロセスが大切だとおもうので、批判をかわすために食べ物使えばよいという問題でもないと思います。批判する側も、批判するポイントを間違っていて逆に犬たちに無理させてしまったのではないかと思います。

途中で首輪で強い誘導している人もいたり、批判が強くなり過ぎたら来年はあるのかなぁとおもいました。

ちょっと古いビデオですが、プロの演技はこんな感じです。犬の表情も意欲的です。

犬の理解が高いのとプロップを使ってより分かりやすくしているし、団体ドリルの時間も短いです。

アマチュアのグループが楽しみでやっている活動なら、リードを使ったほうが楽なんじゃないかなぁとも思います。これからも続けるなら、トレーニングは、メアリーさんちょっと助けてあげてほしいって思いました。

BBQポーク

いつもの散歩道で、犬に「どうぞ」と言わんばかりのBBQポークが落ちていました。

(写真はココと散歩したときにとって、その時にポークは拾って捨てました。)

まぁ、食べちゃっても大丈夫だとおもうけど、毒もられている可能性がないわけでもないので、食べてほしくはないもの。

こういう時のハンドリングって難しいなぁと思うんです。

ジェイクはBBQポークに気づいて止まったので、軽く呼んだだけで来てくれました。

こういう時に、イヤだとか、小競り合いにならないですんだので良かったともいます。

ジェイクも成長したなぁ。

犬に我慢させるのは良くないという意見もあるようですが、これは食べ物を見た時に待つという癖なので、我慢とはちょっと違うように思います。

無理やり口こじ開けたり、止めるのに小競り合いになったり、病気になっちゃったりするより、抵抗もされないでスムーズに回避できた方がスマートなんじゃないかなぁと思います。

人の年への新しい換算方

人の年齢への換算は、犬の年齢に7をかける方法がポピュラーですが、DNAをつかった新しい換算方ができました。

(ページの中ほどに換算してくれるツールがあります。)

Calculate Your Dog’s Age With This New, Improved Formula

従来の換算だとココは犬の年8歳で56歳、この方法だと64歳で若い時は従来の換算より成長が早いっていうのが特徴だと思います。でも、10歳ぐらいから従来の換算より若くなっていくので、15歳で74は7をかけただけの105よりより正確な数字になっているように思います。

最近、視力や認知に変化がでてきたかもと思わされる時がありますが、ジェイクのマネをしてかどんどん活発になっているココ。

64歳って犬だとまだまだ動けるよね。

この新しい換算方で、犬の20歳が140歳じゃなくって79歳だと思えば、充分狙えそうって思えるので、朗報なんじゃないかなぁと思います。

クジョー化には理由があった!?

おんじの小屋を買って、ジェイクを迎えたころ、ココの過剰反応が再発した時期がありました。

アニマルコントロールに通報されても言い訳できないぐらいの勢いで、大人の足も止めてしまうほどでした。

その時は、ジェイクを迎えたことや環境の変化の影響かなぁと思っていました。

数年前に、ココに使っていたノミ駆除の薬を名指しして、ノミ駆除の薬と行動の変化を指摘している人がいたので、自分でも調べてみると行動の変化やアグレッションなどの副作用があるという情報もあり、その薬を使うのはやめていました。

そして、つい最近になって、過剰反応再発時期と薬を飲んでいた時期がぴったり一致していることに気づきました。

過剰反応の度合いから考えても、薬の影響だったと思えば納得できました。

2018年と2019年に、FDAもノミ駆除の薬が発作など神経系の異常を引き起こす可能性について警告がでていました。

Animal Drug Safety Communication: FDA Alerts Pet Owners and Veterinarians About Potential for Neurologic Adverse Events Associated with Certain Flea and Tick Products

アグレッションについてはかかれいませんでしたが、体の中で何かおこっていれば、いろんな形で行動に出るように思います。

行動が原因の安楽死について論議されることが増えてきたけど、薬が原因のアグレッションで安楽死になったりしていなければいいんですが・・・。

選曲で涙

マジックで泣いた、次は、フリースタイルの選曲で泣いてしまいました。

最近、涙もろくなってきたように思います。

涙もろくなる原因を調べてみると、年をとって前頭葉などの機能が低下してきた、女性ホルモンが乱れるいる、ストレスがたまっている、など・・・。

でも、泣きのつぼってあるとおもうので、そこを押されて泣いちゃったと言い訳しておきます。

選曲の方ですが、はじめはチャップリンのスマイルなんかがいいかなぁと思いました。

でも、上級向けの曲ぽくって、踊るのは難しい感じ。

そして、クリエイティブな才能もないので、マニュアル通りの選曲をすることにしました。

メトロノームを130BPMからはじめて、ヒールなどで動きやすいテンポを試しました。

125はちょっと遅すぎに感じたので、130で始めることに。

テンポからサーチできる音楽データベースで興味のある曲を探しました。(大学の個人のものだったけど、人類への貢献度高い人。)

そこでみつけたのが、クランベリーズ – ドリームス

歌詞の確認をしていると、こんな言葉が・・・

A totally amazing mind, so understanding and so kind You’re everything to me …. And oh my dreams, It’s never quiet as it seems Cause you’re a dream to me, dream to me

ジェイクにエネルギーとられてしまったり、かまわれるのも好まないから、ココとの関係がさめてきたように感じていました。

世間でいう良い犬の基準にはあてはまらなくっても、やっぱりココは私の犬飼いとしての夢をすべて叶えてくれた大切な犬であること、それはとても特別なことであること全身で感じました。

「自分に必要な犬を選べ」ってやっぱり本当ですね。

マジックで涙

BGTのIssyちゃんのマジックに感動して思わず涙を流してしまいました。

ストーリーテールをからめたマジックの分野ってなんていうのかわからないけど、イギリスでは、優しいメッセージがこめられたマジックが好まれているようですね。

無地のカードをめくると「優しくなろう」というハートのメッセージ。

そして、審査員のサイモンに持っている写真をみんなに見せてくださいといいます。

サイモンがIssyちゃんの写真のたばから引いた写真は、なんと犬の写真!

写真が犬っていうだけで、興奮してしまうって、自分の犬バカ度が心配になりました。

「家族みんなが愛した愛犬の写真です。彼は今日あるものに感謝することの象徴です。なぜなら、明日には、永遠に失ってしまうからも知れないからです。」

そして、空をみあげて、「これは君に捧げるよ」と言います。

複数のカードをいっぺんにひっくり返します。

これで、すごく驚いている子供の顔が新鮮でした。

Issyちゃんが一枚一枚カードをめくると、それはなんとサイモンがもっていた愛犬の写真に変わっていました。

星空がバックのスクリーンに映し出された愛犬の写真に別れをつげるIssyちゃん・・・。

久々に感が動きました。

チラグ・パテルのカウンティングゲーム

バケツゲームなどで有名なチラグ・パテル氏の最新ビデオがすごくいいです~。

日本でもワークショップしているみたいですねぇ。私も彼のハズバンダリー系のビデオをよく参考にしています。

今年も日本に行くみたいなので、彼のようなスタイルのトレーニングが日本でも受け入れられているのはとてもうれしいです。

カウンティングゲームの方ですが、呼び戻しや口に咥えているものをドロップするのを教えるのにも使えて、緊急時に有効なゲームだと思います。

ビデオ見ているだけで幸せな気分になります。

注意:攻撃的な行動がある場合は、プロに相談するよう注意事項がありました。

ジェイクで試したら、室内で7できました。ココのほうが先に来ちゃったので、トリーツの山を2つ作っておきました。(チグラのケルピーは後ろでみてるだけで偉いですねぇ。)一度わかったら、場所を移動するとすぐについてきました。

いつも犬を追いかけたり、無理やりくわえているものを出させたりしていたら、本当に必要な時に「イヤだ」ってなってしまうことも多々起こると思います。そうなったときに言うこと聞かそうとするとどうしても罰が必要になったりするものだけど、ゲームを通して行動を予行練習しておくことで、別の選択があることを学べたりするのかなぁと思います。トンネル建設という表現も使われてます。

でも、この方法だともっと沢山トリーツもらおうとすぐに来なくなるじゃないかと心配になるとおもいます。ビデオのコメント欄で同じことを質問している人がいましたが、経験上そういう犬はいなかったということでした。ジェイクも来るのがドンドン速くなりました。

しゃがむだけでも犬は戻ってくる傾向はあるので、緊急時にダメもとでも使えそうです。

実用性がなくっても、楽しいゲームだとおもうので、それだけでも価値があるじゃないかなぁと思います

絆のイメージ

近年の言葉の使われ方だと「絆」って良いイメージが主だと思うのですが、言葉の由来を考えたらあまりよいイメージはない漢字です。

牛や馬を自由に動けなくする縄で、牛の糸というのが正しいのかなぁ?

でも、糸が半分づつというポシティブな解釈もあるようです。

私は、「絆」は強化歴(トレーニングなどの意図的なものと普段の生活での犬とのかかわり方)で、自らの意思で築くものだと考えています。

「縁」のほうが好かれるのは、自然の成り行きに任せるという文化からきているのかもしれません。

どちらも、ネガティブな関係だと毒に変わりはないので、どちらが良いとか一概に言えないのではないかと・・・。

運命でつながっている関係を「赤い糸」ということもあるし、糸に拘束されているという意味があってもそれが常に悪いとは限らないと思います。

犬の場合、「縁」で出会いがあり、「絆」を築いていく、そして、その「絆」が犬にとってよいものになるように努力するのが犬道だ!なんてまた朝から犬ナードになってしまいました。(苦笑)

そして、「よい関係を築く」が呼び戻しで一番大切なんじゃないかなぁと思います。

動物が自由に自分の強化子にアクセスできる環境で、呼ばれて人のところに戻るってデフォルトでは辛い行動です。ソフトな犬だと呼ばれるのが嫌で人から離れなくなったりするかもしれません。

動機が何であれ、必要な時に戻ってくるっていうのは必要なことだとは思いますが、犬が自由を楽しめて、呼び戻しもポシティブな行動になるようにっていうのが難しい。

呼び戻しは、ブリバレッジ(特権)と表現されることがあるけど、自由を奪われたのではなく、人との生活が特権だとおもってもらえるように頑張ろう。

Britain’s Got Talentの犬の芸 2019

Britain’s Got Talentでも犬の芸が注目されていました。

ドイツの番組で優勝した11歳のアレクサちゃんと8匹のワンちゃん。

古典的なプードルのサーカス系の芸ですが、スピードと犬の動きのメリハリが良くって新鮮な印象を受けました。

メインで芸をこなしていた犬がノリノリでかわいい。

歯切れのよい動きは、犬たちが仕事を良く理解している証拠だと思うので、11歳でここまでトレーニングできたのはすごいと思います。

犬たちも仕事への態度もよくって、さすがドイツと思っちゃいました。