犬教室でのトレーニングの行き過ぎを指摘するビデオが公開されていました。
Eカラーを使用したトレーニングで、犬は何をしてよいかわらないのか、正解が出せなくって、動くたびに電気ショックをかけられていました。
画像を解説していた人の説明によると、下手なトレーニングとはいえ、犬のトレーニングなので動物虐待の扱いにならないので、警察も手が出せないとか。
Eカラーを最強にして悲鳴をあげさせげさせ逃げた犬を見つけようとしたトレーナーと同じ系列の教室です。
この犬教室、トレーナーへの教育が悪いうえに、トレーナーも体罰になれてしまって、自分たちで正しいことが出来ない環境になっているのかもしれません。
アメリカでは、犬のトレーナーに免許があるわけでもなく(トレーナーの協会からの認証資格みたいなのはあります。)、法的な規制もないので、誰でも犬のトレーナーになれます。
なので、トレーニングとして暴力的な方法が許される環境を作りやすくしています。
驚いたことに、犬のマズルにテープを巻き付けるのも違法じゃないとか。(マネしないでくださいね。)
マズルをテープでグルグル巻きにされた犬が保護されることが時々あるので、どうしてこんなに多いんだろうとおもっていたら、知られたテクニックのようです。
The Huffington Postにも、マズルテープ、水攻め(犬がほった穴に水をいれて犬をおぼれさせる。常識で考えれば窒息死する可能性があることは容易にわかるはず。)、ヘリコプターなど、5つのテクニックを違法にすべきという記事を掲載していました。
アメリカでは、強制トレーニングと陽性トレーニングのトレーナーの対立がすごく激しいですが、こういう度を越したテクニックがいまだにあるからなのかもとおもいました。
マズルにテープが巻きつけられた状態で保護されたCaitlynのDog’s Best Day:
(閲覧注意:保護された時の画像がショッキングですが、傷は残りましたが元気になったのでご心配なく。)
人から酷い扱いをうけても、人を大好きでいてくれてありがとう!