例の番組の支持者からコメントがいくつか入っていました。
反対意見も承認していますが、トピックとは関係なく罵る言葉が含まれている場合は削除していますのでご理解ください。
彼のやっていることも理解しているし、飼い主で困っている人がいることも事実でしょう。
でも、社会が「しょうがない」と受け入れてしまうことに問題があると感じています。
しょうがないという状態と社会のモラルを保つというバランスをとるために、批判の声をあげることも必要だと思います。だから、日本獣医動物行動研究会のような団体も声明を出したのではないでしょうか。
値段については他の噛み犬専門のトレーナーの値段に比べて安いのは調べて分かりました。(値段設定は面白いですが)私のコメントは一般的なトレーナーの値段に対してコメントしただけです。そのように書いていたと思います。
自分がやってみろというコメントもありました。素人なのでプロとして更生(こんあ言葉を使うのも変ですが・・・)させられるかわかりませんが、番組で出ていた犬(触れなくって訓練不能で訓練所に引き取らた犬も含めて)程度なら、かまれないで生活できると思います。
私だけじゃなくって、番組をみた多くの飼い主もそう思ったと思います。
犬が罰の執行者に甘える性質があることもしらないで、豆蔵が訓練士に心を許したと解説するのも間違いだと思いました。
飼い犬のことが怖くなってしまった飼い主の恐怖心を利用したビジネスに見えました。
番組をみて「この訓練士すごい」と感じた人と「どうしてそこまでするかなぁ」と思った人の間にギャップが出来たのだと思います。
豆蔵適度ならシェルターにもいるし、複数のボランティアが接しても噛まれないで散歩やトレーニングができています。
それに、卒業生はチョークチェーンしているし、訓練が終わった後も飼い主が体罰を与え続けなければいけないのなら、更生したともいわないとおもいます。
家族全員が動物に体罰を与えなければならない生活も、人の精神衛生上よくないとおもいます。
訓練不能な犬で飼い主に返されれたケースでは、かなり残忍な状態におちいってます。
結局、体罰で一生メンテしなければいけないなら、もっと人道的な方法でメンテするほうが人にも犬にとってもよいと考えています。
この部分は個人の価値観でしょうが、失敗したときの状態があまりにも悲惨な方法は個人的には選択しないとおもいます。
険悪刺激を使う方法であってもより効果的で犬にも負担が少ない方法を開発していく努力は必要ではないでしょうか。
自己防衛と過度な体罰による訓練は異なるものなのに、それを美化する形でNHKで放送されることに問題があったと感じたということです。
それにやっていることがシーザー・ミランと同じ程度と考えているのもどうかと思います。シーザーのセンターに引き取られるのと、あの薄暗い施設では行動に与える影響もQOLも違うだろうし、シーザーの番組はケーブル番組だけど、それとNHKでは放送局が持つ社会的責任は大きく違うので放送局にむけられる批判も異なるのではないでしょうか。