犬蹴り上げ動画の飼い主の女性にインタビューしている番組がありました。
一貫してしつけだと主張している飼い主。
しつけだと動物虐待にとわれないので、この時点でしつけだと主張するのもわかるんですが、ナルシストな性格と間違った情報で思考が歪んでしまったんじゃないかなぁと思いました。
「人間の言葉を理解するように、一緒に人と生活するようにってことで、」寝るのも一緒だったそうです。
外につなぎっぱなしとか、長時間留守番させていることが問題なくって、24時間一緒で子供同然に接している「私」がどうして問題なのよと言わんばかりです。
インタビューでは、主語が抜けていたのですが、テロップで(ペットショップから)となっていました。
「(ペットショップから)教えていただいた頭なでてね、そういうしつけをした後はよくかわいがるといいって。。」
ペットショップからの情報?
この方法は、昨年話題になったNHKの番組にでていた訓練士の方法と同じです。
蹴った後、可愛がるってDVじゃないですか。
排泄の問題は「ペットと飼い主の知恵比べみたいな」状態だったそうです。
ペットと知恵比べとか、力関係を心配しなければいけないほど弱いなら動物と暮らす必要はないじゃないかと思います。
保護後、病院での検査で、重度のぼうこう炎であることが分かったそうです。これきいて自分が間違っていたことに気づいてほしいけど、難しいだろうなぁ。
「足をつかったしつけ」は前からしていたそうですが、これはTVの影響でしょうか?
犬はもうすぐ16歳ということなので、ペットショップからの情報といっても16年ほど前の古い情報だと思うけど、やっぱり「飼い主免許」のようなシステムが必要なのかもと思わされました。
この飼い主のようなケースは、動物保護法で罰せるようにするより、再教育の機会が与えらえるようなシステムのほうが良いと思います。
でも、何を基準にすればよいのかさえ分からないという状態が一番問題なんじゃないかなぁと思います。それにしても、「ペットショップからの情報」は一旦捨ててほしい。